ハーブの利用方法はハーブティーだけではありません。
浸剤や煎剤などを、タオルやガーゼにしみ込ませたものが「湿布剤」です。
浸剤や煎剤を温かいまま使う「温湿布」と、冷ましてから使う「冷湿布」の2通りがあり、幹部の状態た目的に合わせて使い分けます。
湿布剤にはハーブの水溶性の成分が含まれ、湿布することにより、皮膚の表面から吸収させることができます。
特に皮膚疾患におすすめです。健康な皮膚は水をよくはじきますが、患部は角質が剥がれているため、有効成分が深部まで浸透していきます。
ハーブを粉末にしたものを「散剤(パウダー剤)」といいます。ハーブの有効成分をすべて利用でき、さらに服用した時の体内への吸収が早いのが利点です。
散剤は、そのまま飲むだけでなく、パック剤やゴマージュ剤などの材料にしたり、クッキーやケーキ作りの時に粉に少量混ぜ込むなど食品として利用することもできます。
お酢の中にハーブを浸して有効成分を抽出したものをハーブビネガーといいます。
ハーブをお酢に漬け込むだけで簡単にでき、ドリンクや料理など、多様に利用出来ます。
フェイシャルスチームは蒸気と揮発性成分を顔に当てて、皮膚に直接作用させます。蒸気の熱により血管が拡張し、血液循環が高まる効果もあります。さらに、芳香成分が脳に働きかけるアロマテラピー効果により、自律神経系、内分泌(ホルモン)系、免疫系の3つのシステムを通じて肌によい影響を与えます。
蒸気を吸入する事によって、鼻腔や排に蒸気と揮発性成分を積極的に送り込むことができます。蒸気が粘膜に潤いを与えます。精油ではなくハーブを使う蒸気吸入は、刺激が少なく、せきを誘発することもないため、子供や高齢者でも行なえます。
久しぶりに薬膳酒を作ってみました。
ブレンドと違って薬膳酒は時間がかかるので、失敗した時は悲しいですね。
ですので、失敗がないようにここでいろんな薬膳酒をお伝えしたいと思ってます。
今回は滋養強壮の効果があるもので薬膳酒を作りました。
今日はジンジャーエールの素を作ってみました。
体を温めるしょうがを手軽にいただける方法です。
ジンジャーエールだけじゃなくて料理などにも応用できますよ。