ヤーコンは中南米主に、アンデス山地に自生するキク科の多年草で、インカ帝国の時代から塊根(根)を食事に、葉莖部は苦いため乾燥させてお茶として用いられてきました。サツマイモ等に比べ水分が多く歯触りが良いのが特徴です。含有される成分はフラクトオリゴ糖、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アスパラギン酸、ポリフェノールなどです。特にフラクトオリゴ糖が多く含まれ、ごぼうの約2倍、玉ねぎの約2.5倍の量です。
フラクトオリゴ糖を多く含んでいることから、腸内の善玉菌を増やし便秘の改善に効果的です。また、食物繊維が豊富なことから血液中の総コレステロール、血糖、血圧を低下させる作用もあるといわれています。さらに、ポリフェノールが含まれていることから動脈硬化、老化防止などに期待がもたれています。
① 整腸作用
② 総血清コレステロール値・血糖値を下げる。
③ 高血圧予防
④ 老化防止