ユーラシア大陸から北米にかけて生息するラズベリー。古くから食料として、またメディカルハーブとして使われてきました。
有効成分としてフラボノイド配糖体(フラガリン)、担任(没食子酸、エラグ酸)、ビタミンCを含みます。
ヨーロッパでは昔から、ラズベリーリーフを使ったハーブティーは「安産のためのハーブ」として、助産師やハーバリストによって出産準備に使われてきました。
妊娠後期に飲むと、陣痛の痛みを緩和し、出産をサポートするといわれています。
産後に飲めば、母体の回復に貢献します。
これは子宮や骨盤の周囲の筋肉を調整する働きがあるためと言われています。
ラズベリーリーフの効能はこんなこともああります。
体の組織を引き締め収縮させる収斂作用、痙攣を鎮める鎮痙作用があり、鎮痙作用は生理痛や月経前症候群(PMS)の緩和にも使われています。
収斂作用は下痢の症状緩和や、口の中の炎症や扁桃腺などを和らげたい時も良いでしょう。
有効成分のエラグ酸は美白成分です。そのため、美容によいお茶として飲むのもおすすめします。
安産のためには、予定日の6〜8週前から、毎日1杯のティーを。陣痛が始まったら、水分補給のつもりでたくさん飲みましょう。
また、月経前症候群や生理痛には、整理の7〜10日前から飲用しましょう。
甘い香りがしますが、すこし薬っぽい味わいです。
しっかりした味があります。
妊娠初期には多量に摂取しないでください。
西欧州産