しょうがには、香り成分ガラノラクトン、辛味成分ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンなど優れた薬効をもつ成分が豊富に含まれており、次のような効果や効能が期待できます。
辛み成分ジンゲロールは血管を拡張させる働きがあり、血行をよくして冷え性や体のこわばり、肩こりなども改善します。
また、しょうがを乾燥させると、ジンゲロールの一部がショウガオールという熱をつくり出す働きをもつ成分に変化します。
体温を上げることにより、免疫力が上がり、様々な病気の予防になります。
しょうがに含まれているジンゲロンやショウガオールには、殺菌効果があります。
食中毒の予防のみならず、風邪や気管支炎、肺炎などの原因である細菌類や水虫などの真菌、フィラリアや回虫などの寄生虫も駆逐するといわれています。
しょうがに含まれるジンキベレンという成分には、胃腸の運動が活発になりすぎることによって起こる二日酔いやつわり、胃の不調による吐き気を抑える効果があります。
しょうがは胃腸の内壁の血行を良くし、胃腸の働きを活発にして食べ物の消化吸収を高めます。
しょうがに含まれるジンゲロンやショウガオールには、胃酸の分泌を促進して消化吸収をととのえ、内臓の働きを活発にし、食欲を増進させる効果があります。
しょうがは炎症を抑え、せきやのどの痛みを緩和する効果があります。
しょうがには脂肪の燃焼を促進する効果もあり、血行促進効果と相まって脂肪燃焼の効果が高まります。
しょうがには血中の中性脂肪や悪玉(LDL)コレステロールが増えすぎたり、善玉(HDL)コレステロールが少なくなりすぎることを予防、改善する効果もあります。
ショウガオールやジンゲロールには抗酸化作用があり、活性酸素を除去する効果があるといわれており、アンチエイジングにも効果が期待できます。
ピリッとするしょうがの味です。
乾燥させることで辛み成分がうまみ成分になるために、生のしょうがやすりおろししょうがなどよりマイルドな味です。
宮崎産