フィーバーフュー

 このハーブに関しては、古代ギリシャのパルテノン神殿から転落した人の命を救ったという伝説が残っています。

 その頃から、ハーバリストはフィーバーフューを様々なことに利用してきました。名前が示すように、解熱作用があります。ギリシャのディオスコリデスは関節炎の治療にフィーバーフューを使用したといわれています。

 1649年にカルペパーは、子宮を丈夫にするとして女性に勧め、頭痛にも効くと言っていました。ジョン・ヒルというやはり有名なハーバリストは1772年に、「頭痛には、世に知られている万物の中で、このハーブが最も優れている。」と書いています。

 
 その後、1978年に英国の新聞が、ある女性がフィーバーフューの葉を使って片頭痛を治したという記事を掲載しました。この記事が専門家の目に留まり、フィーバーフューの研究が始まりました。
 1985年に、英国の医学ジャーナル誌「Lancet」に掲載された報告によると、フィーバーフューの抽出液は、片頭痛やリウマチ性関節炎症の一因と考えられているセロトニン、プロスタグランジンという2種類の物質の放出を抑制していたのです。ハーバリストの間では何世紀も前から常識とされていた、フィーバーフューは片頭痛を予防、軽減できるということが1988年にようやく医学界でも認められたのです。
 
 フィーバーフューの主要な有効成分は、パルテノライドというもので、炎症を引き起こす化学物質の分泌を体内で抑制してくれます。
 過剰に分泌されると頭痛などの問題を引き起こすセロトニンやヒスタミンという天然化学物質の分泌も、パルテノライドによって抑制されます。フィーバーフューの抗炎症作用はリウマチ性関節症の治療にも有効ではないかと、重点的に研究されています。
 
フィーバーフュー

効能

・片頭痛によい。頭痛が起こる回数が減る
・吐き気など、片頭痛のその他の症状にも効く
 

アドバイス

片頭痛に使用する場合、症状が回復するまでに数ヶ月を要することがあります。辛抱強く続けた結果、大部分の方に片頭痛を予防する効果が見られました。頭痛の前兆を感じたら服用量を増やすよう進めるハーバリストもいます。
 

注意

フィーバーフューは、血液の凝固を阻害する可能性があります。抗凝血剤を服用しながらフィーバーフューを使用する場合は、医師の指導のもとで行なって下さい。なお、妊娠及び授乳中の女性はフィーバーフューの使用を控えて下さい。フィバーフューの生の葉を噛むと口内炎ができることがあります。
 

どんな味わい?

爽やかな香りで、強い苦みがあります。甘みを足したり、香ばしい味のお茶とブレンドすることで、飲みやすくなります。

そこで、片頭痛に効果があるというフィーバーフュー(ナツシロギク)、ステビア、ルイボスティーをブレンドしてみました。

 

フィーバーフュー(ナツシロギク)古くからハーブとして親しまれてきたキク科の植物です。その香りは独特で、片頭痛や関節リウマチなどに効果があるとされています

ステビア 天然の甘味料です。カロリーがほとんどなく、血糖値を上げないことが特徴です。

ルイボスティー 偏頭痛に効果があるといわれている、ビタミンB2、マグネシウムを豊富に含みます

とても苦いフィーバーフューですが、甘みをつけることで少し飲みやすくなります。

片頭痛ブレンド

片頭痛とは?

頭の片側、時に両側がズキンズキンと脈打つような強い痛みがあります。
頭痛にともなって、吐き気や嘔吐があったり、光や音に過敏になったりします。
片頭痛は、頭の片側(時に両側)が、ズキンズキンと脈打つような強い痛み(拍動性頭痛)に襲われます。月に1~2回、多いと週に1~2回の頻度で発作的に起こるのが特徴です。
頭痛は数時間程度から3日間続くこともあります。