梅雨の熱中症

梅雨時は7〜8月ほど暑くなくても、熱中症になりやすいそうです。

特に湿度が高いときには比較的低い気温(気温26℃湿度85%)でも熱中症で救急搬送される人が多くなっているそうです。

東京消防庁の熱中症による救急搬送のデータによると、平成24年6月から9月までの熱中症によって救急車で運ばれた人の数と気温の関係を見てみると、特に熱中症による救急車で運ばれた人が多かったのは、梅雨が明けたあとの続けて晴れた日で気温が高くなっている日でした。
また、梅雨の時期でも気温の高くなった日には救急車で運ばれた人が増えていました。
 救急車を呼んだ日の気温と救急車で運ばれた人数の関係は、28℃を超えた場合に救急車で運ばれた人が300人以上と多くなっていました。
気温35℃で湿度50%から気温26℃で湿度85%の範囲に、救急車で運ばれた人数がもっとも多くいました。
また、気温が高くなくても湿度が高い範囲でも熱中症による救急車で運ばれた数が多くありました。
 
梅雨の時期は、まだ体が暑さに慣れていないため、気温の上昇に発汗が追いつかず、体温がうまく調節できずに熱中症になりやすくなるそうです。
また、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内の熱が外に出にくいので、気温ガ低くても湿度が高い時(気温26℃湿度85%など)なども熱中症になりやすくなるそうです。
 

熱中症対策

(1) 暑さに身体を慣らしていく。
・ウォーキングなどの運動をすることで汗をかく習慣を身に付けるなど、暑さに強い体をつくる。
・なるべく冷房に頼らないようにして暑さになれるようにします。
(2)  高温・多湿・直射日光を避ける
・ノーネクタイやゆったりとした通気のよい服にするなど、服装の工夫をする。
・窓を開けて風を入れる
・扇風機やサーキュレータ等で室内の熱気を循環させてためないようにする。
・すだれやグリーンカーテンなどで日よけを行なう。
・エアコンをつける。
・屋外ではぼうしや日傘を使用して、直射日光を浴びないようにする。
・日陰を選んで歩く。子供が遊ぶ時は日陰を利用する。
・室内の温度を確認して温度の設定をこまめに行う。
(3) 水分はこまめにとる。また意識的にとるようにする。
 
・のどが渇いてからの水分補給ではなく、時間を決めてこまめに水分補給したり、外出する際は水筒を必ずもつようにするなど、意識的な水分補給を心がけましょう。

・水分補給の際に失われた塩分を補給したほうがいいと思っている方、それは誤解らしいです。

 

(4) 運動時には計画的な休憩をする。
 
・涼しいときより短い間隔で休憩をする。
・自分で体調管理を行い、体調がおかしいと感じたら無理をせず休憩をする。 
(5) 規則正しい生活をする。
 
・規則正しい生活と十分な食事をする。
 
(6) 子どもは大人よりも高温にさらされています。
 
子どもは大人に比べて身長が低いため、大人よりも、地面からの熱が高温となります。
子どもの体調の変化には注意しましょう。