皮膚は内臓の鏡

東洋医学では昔から「皮膚は内臓の鏡」ということばがあって、皮膚が体の内側を反映していると言われています。

外用薬を使用して症状を抑えても、原因は内蔵になるので、再発してしまう。根本的に治すには内蔵の調子を整える必要があるということ何ですね。

 

肌の乾燥には、いくつかの原因が考えられます。中医学の視点でみると、次のような四つの原因があると考えられ、それぞれに治し方があります。

 

貧血による乾燥肌

貧血は、中医学では「血虚」(けつきょ)といいます。血液検査で判定される貧血よりさらに広い症状で、立ちくらみがする、顔色が悪い、疲れやすい、爪が弱いなどの症状があれば、中医学では貧血、すなわち血虚とみなされます。血虚による乾燥肌は、血液の栄養状態が悪いために、皮膚が十分に滋養されずカサカサに乾燥するものです。

 栄養が足りず皮膚がうすいため、洗剤負けして手湿疹ができたりします。

 貧血状態なので全身的に疲れやすく、血色が悪く、口唇や下の色が白っぽい、健忘症、不眠、冷え性などの症状をよくともないます。女性では、月経前後に頭痛が起きる事もあります。

 そのほか、動悸や息切れを起こしたり、立ちくらみ、爪が欠けやすい、爪が凸凹になる、髪が弱く枝毛や抜け毛が多いなどの症状が多くみられることもあります。

 

なおしかた

増血する事で改善します。鉄分を多く摂り、適度な運動をして、夜更かしをしない事が大切です。

 

おすすめブレンドは

貧血ブレンド

 

ネトルティ、明日葉茶、コーン茶のブレンドです。

血液を増やす働きのあるお茶でブレンドしました。

ネトルティ

ネトルティ

ネトルは血液をきれいにして、体質改善をもたらすハーブで、血液をきれいにし、アトピーや花粉症、リウマチなどのアレルギー疾患に用いられます。鉄分を多く含み、貧血などにも有効です。


明日葉茶(アシタバチャ)

明日葉茶(アシタバチャ)

明日葉茶に含まれている有機ゲルマニウムは、血液をさらさらにする効果があり動脈硬化や血液の酸化を防いでくれます。また、ビタミンB12は、貧血予防や認知症予防に効果があります。


コーン茶

コーン茶

コーン茶には鉄分やカリウム、ミネラル、食物繊維、リン、ビタミンB、ビタミンEなどの有効成分が含まれており、様々な効能があるといわれています。



血行不良による乾燥肌

血行障害(瘀血 おけつ)による皮膚の乾燥です。「瘀血」とは、血行障害とそれにともなう痛みやしこりなどがある状態です。

 精神的なストレスが長く続いていたり。肉食過多、夜ふかし、タバコ、多量の飲酒、冷え、運動不足など生活習慣が原因となって、血行不良や血液のとどこおりが起きています。

 このため、皮膚に十分な栄養が届けられず、老廃物も停滞しがちなので、肌が荒れてカサカサになってきます。

 

肌の色はくすんでつやがなく、目のまわりや口唇、舌などが黒ずみます。あるいは、舌にチョコレート色の斑点が現れます。

 また、細い毛細血管がクモの巣のように皮膚の表面に現れます。女性では月経不順、月経痛、子宮筋腫、子宮内膜症、不正出血、不妊症、PMS(月経前症候群)などの障害をともなう事がしばしばです。

 

なおしかた

 まず食生活を改善します。血行を良くするネギの仲間の野菜、緑黄色野菜を多く摂り、肉食は少なめにし、イワシ、アジ、サンマ、サバ、カツオなど背中の青い魚をよく取ります。

 生活面では散歩するなどして体を動かします。タバコと夜更かしは最悪の習慣ですからやめること。精神面ではあまり怒らないこと。ストレスの発散を工夫しましょう。

 

オススメブレンドは

血の巡りを良くするブレンドです。

 

よもぎ茶、紅花茶(ベニハナチャ)、ネトルティのブレンドです。

よもぎ茶

よもぎ茶

よもぎ茶は高い造血作用があり、体を温める作用があります。自律神経とホルモンバランスの乱れを整える働きと相まって、更年期障害の症状を緩和します。


紅花茶(ベニハナチャ)

紅花茶(ベニハナチャ)

紅花茶はビタミンE、食物繊維、リノール酸などが豊富に含まれています。これらの成分には活性酵素を除去する作用や、血液の循環を良くする効能、身体を温める作用があると言われています。そのため、婦人病予防や更年期障害改善に効果があるといわれています。


ネトルティ

ネトルティ

ネトルは血液をきれいにして、体質改善をもたらすハーブで、血液をきれいにし、アトピーや花粉症、リウマチなどのアレルギー疾患に用いられます。鉄分を多く含み、貧血などにも有効です。



水分不足による乾燥肌

中医学では、老化や衰弱によって体の水分が不足している事を「陰虚」といいます。体内の水分の減少によって、皮膚が乾燥している状態です。

 老化すると誰でも皮膚が乾燥しがちになりますが、比較的若い人に現れるのは、体質によるものと、心身の過労によるものがあります。

 手や足がほてる、のぼせやすい、頬に赤みがある、口唇や舌の色の赤みが強い、口の中は乾燥するが一度に多くの水は飲めない、午後になると体が熱っぽくなる、微熱が出るなどの症状が見られます。老若男女を問わず五臓のうちの「腎」が弱まった「腎陰虚」と言われる状態です。

 

なおしかた

 五臓の「腎」を強めて、体に潤いを取り戻す事です。腎を強化する食べ物は、黒いものやぬるぬると粘りのあるものがよいとされています。黒豆、玄米、シイタケ、コンブ、ひじき、ヤマイモ、納豆、イカ、タコなどを取ります。また、野菜や体の熱を冷ます果物などもしっかりととります。

 

おすすめブレンドは

腎を強めて、水分代謝を調整する働きのお茶をブレンドしました。

ハトムギ茶、こんぶ茶、ナタマメ茶のブレンドです。

ハトムギ茶は体を冷やす働きもあります。

はとむぎ茶

はとむぎ茶

はとむぎ茶はイボ取りのお茶として有名です。タンパク質、アミノ酸、ビタミンB1・B2、カルシウム、鉄、食物繊維も多くを含みます。新陳代謝の増進やイボとり、肌荒れ、抗腫瘍、美肌、おでき、はれものなどに効果があるとされます。


こんぶ茶

こんぶ茶

こんぶは、水溶性食物繊維のアルギン酸、フコイダンやヨウ素、ミネラル類と様々な栄養素を豊富に含んでおり、さまざまな健康に対する効果が期待できます。


ナタマメ茶

ナタマメ茶

ナタマメ茶は有効成分カナバニン(膿の排泄作用、消炎作用)、コンカナバリンA(免疫力増強作用、赤血球凝集作用、抗腫瘍作用)が有効に働き、痔・蓄膿症・歯槽膿漏などの改善に効果が期待できます。



老化の冷えによる乾燥肌

老人にみられる乾燥肌は、冷えと乾燥がひどくなるケースがあります。「腎陽虚」にあてはまるもので、腎が衰えて体のエネルギーを生産する力が弱いために冷えて、さらに老化による体の乾燥が加わったものです。

 おもに背中、足のスネ、腕の皮膚が乾いて、かゆみが強くなります。

 

なおしかた

五臓の「腎」を強めて、体に潤いを与えるようにします。前項の水分不足による乾燥肌と同じようにしますが、ただ体の熱を冷ますのではなく、体や特に手足などを温めるようにします。

 

おすすめブレンドは

腎を強めて、水分代謝を調整する働きのお茶をブレンドしました。

コーン茶、こんぶ茶、ナタマメ茶のブレンドです。

コーン茶

コーン茶

コーン茶には鉄分やカリウム、ミネラル、食物繊維、リン、ビタミンB、ビタミンEなどの有効成分が含まれており、様々な効能があるといわれています。


コーン茶

こんぶ茶

こんぶは、水溶性食物繊維のアルギン酸、フコイダンやヨウ素、ミネラル類と様々な栄養素を豊富に含んでおり、さまざまな健康に対する効果が期待できます。


ナタマメ茶

ナタマメ茶

ナタマメ茶は有効成分カナバニン(膿の排泄作用、消炎作用)、コンカナバリンA(免疫力増強作用、赤血球凝集作用、抗腫瘍作用)が有効に働き、痔・蓄膿症・歯槽膿漏などの改善に効果が期待できます。