低気圧と体調不良

健康気象学入門 村山貢司著という本にこんなことが書いてありました。
「気圧が低下してくると体の内部の圧力が一時的に高くなります。低気圧が接近して雨が降り出すと、気温の低下や湿度の上昇が同時に置きます。特に気圧の変化と気温の低下が同時におきるときに、リウマチや関節痛が悪化する事が多いようです。
 身体内部の一時的な圧力増加は、炎症部分の周囲に血管の拡大や関節内の膜組織への圧迫などを起こします。気温の低下は身体内部の血流の増加、副交感神経や交感神経の過敏性の高まりを起こしてしまいます。
 この結果、リウマチや関節痛が悪化する事になりますが、、そのほか多くの痛みをともなう持病は同じようなシステムで起きていると考えられています。
 低気圧が接近して、気圧の低下が始まった直後に痛みの発作が急激に悪化し、その後気圧が低下しても、痛みの程度はむしろ回復に向かっています。気圧の下がり始めは身体の内外の圧力に差ができて、痛みが強くなりますが、しばらく時間が経過すると身体の調節機能が働き、その差が小さくなります。このために気圧が下がり続けても痛みは弱くなってくるのです。」
 
人間には外部の環境が変化しても内部の環境を一定に保つホメオスタシスという機能が備わっています。気圧の変化があると、自律神経などにより血圧などを一定に保つように調節するのですが、うまく調整できずに不調になるようです。
また、気温の低下により副交感神経や交感神経が過敏になってしまい自律神経のバランスをくずしてしまい調子をくずすそうです。
 
低気圧に伴って湿気が多くなると先日ご紹介した「湿邪」がたまってしまい不調になってしまいます。
湿邪が体にたまってくると水分代謝の悪い人は、頭痛・吐き気・食欲不振・頭重・むくみなどの症状を引き起こし、冷えがある人は手足が冷える・下痢・腹痛・むくみ・関節痛などの症状を引き起こします。

湿邪についてはこの前のブログに