「ハスの花」という言葉の響きは何か仏教的なものを連想させます。インドでは、仏陀の誕生を告げて花が開いたとされ、極楽浄土には、青、黄、赤、白の光を放つ4種の「蓮華(れんげ)」が生まれる池があり、全ての人がハスの花の植えに生まれ変わると言われています。古代エジプトでも、ハスは生命や生産力のシンボルであり、再生を意味しました。そのため、ミイラにハスの花を飾ったり、出航する船や葬儀ではハスの花の献花を行なったりしました。また、中国では、泥水の中から汚れのない美しい花を開く事から、純粋性の象徴とされ、仏教伝来以前から思想を表す言葉や絵画に登場していました。泥土の中から美しく咲く姿があたかも汚悪な世間を超越する聖者の姿のようだったり、整然と並ぶハスの花弁が確かな秩序を持つ宇宙を表しているようだったり、蓮華からしたたり落ちる水に憂いの消え行く様を見るようだったりと、大事な意味を持つ象徴的役割を担ってきました。

 日本のハスのイメージはこのような文化の影響を受けており、墓石や位牌が鎮座するのは大抵が蓮華の台です。日本最古のハスの記述は「古事記」にあります。「万葉集」の中には、葉に溜まった水が玉のように光る美しい様子、食を盛るのみ使われていた葉の様子など、ハスを詠んだ歌が4首あります。平安時代になると、仏教色を帯びて来て、現在では盂蘭盆にはもち米の上にハスの青葉をかけて蒸した「蓮飯」を仏前にお供えします。

 インドでも、大きな葉を団扇や器にしたり、爪で葉の裏面に文字に書いたり、また発熱した体に巻く冷湿布にしたりして用いられてきました。また、葉や茎から採る繊維で作った糸は「蓮糸」と呼ばれて珍重されてきました。インドでは、腕輪などをこの蓮糸から作ります。

 

健茶薬醍醐ではハスの葉茶とハスの花びら、ハスの種子の芯を使った蓮心茶を扱っています。

 

ハスの葉茶

ハスは中国やインドでは神聖な花として扱われる植物です。ハスの葉茶は、かの“楊貴妃”が愛飲したダイエット茶として有名です。

ダイエット効果だけでなく、美肌効果や、フラボノイドを含むためデトックス効果があります。また、血管拡張作用があるため、血行促進、動脈硬化の予防、高血圧の予防、脳梗塞の予防、心筋梗塞の予防、冷え症の方にもお勧めです。

クセがなく優しい、飲みやすい味です。

 

ハスの葉茶

美容花茶

ハスの花びらです。

アミノ酸、ビタミンC、Eを多く含み美肌、美白に効果があるとされています。常飲することで血行が良くなり、ツヤツヤした肌になると言われています。

味はあまりないのでブレンド向きです。

 

美容花茶

蓮芯茶

ハスの種子の芯です。

精神的に落ち着かせる効果があるので、リラックスしたい時に飲むと良いでしょう。胃弱や神経痛の改善に期待できます。

とっても苦い味です。

蓮芯茶