アマチャヅル茶

葉を噛むと甘いので「アマチャヅル」という名前がついたとされる植物です。アマチャヅルは生薬としても古くから使われていました。中国では絞股藍(こうこらん)と呼ばれ、生薬名を七葉胆(しちようたん)として、明時代に気管支炎、肝炎、消化性潰瘍などの民間治療薬として利用されていたようです。

灌仏会(花まつり)でお釈迦様にかける「甘茶」とは別のものです。アマチャヅルは日本各地の山地などに自生するツル性植物で、夏に黄緑色の小さな花を咲かせます。

 このハーブが有名になったのは1977年に「高麗人参」と同じサポニンという有効成分を含むことが発表されたためです。日本各地に自生している植物が、高価な「高麗人参」と同じ強壮作用と鎮静作用を持つものではないかという期待から、好んで飲まれるようになりました。健康志向の先駆けのハーブだったのです。実際には鎮静作用はあるものの、高麗人参のような強い強壮作用はないようで、今は以前ほどの人気はなくなってしまいました。

 しかし、鎮静作用を利用して胃痛や胃潰瘍、不眠、肩こりなどストレスによる障害に効果を持ちます。

 また、アマチャヅルは消炎、せきを鎮める、たんを切る作用があるとして、気管支炎、胃や十二指腸潰瘍に使われています。サポニンはそもそもたんを切る作用に優れているので、せきや気管支炎に有用なのでしょう。

薬草的な香りですが甘味があり、おいしくいただけます。

 

肩こりや腰痛対策としてクコ茶などとブレンドするといいですね。

妊娠中、授乳中は避けて下さい。

アマチャヅル