びわ

 晩秋〜初冬にかけ、いい香りがする白い色の花を逆瀬、初夏に黄色い果実をつける”びわの木”です。ハーブとしては葉(ビワ葉)と種子(ビワ仁)が使われます。葉はドライでもフレッシュでも用いられますが、表面に毛があるので、どちらの場合もブラシなどで丁寧に取ってから使用します。ドライハーブにする場合には、初秋のころに収穫し、乾燥させます。びわの木が近くにあって、いつでも手に入るのであれば、必要なときにとって使いましょう。

 びわの葉は「ハトムギ」や「ヨモギ」などと混ぜて入浴剤として使われたり、化粧品に配合させたりする皮膚によいハーブです。保湿効果があり、肌がしっとり潤うほか、湿疹やあせもにも効果があります。自宅で使う場合には煎じ液を冷ましたもので肌荒れしている部分を洗ったり入浴剤として利用します。

 また、煎じ液は「ハトムギ」と混ぜてフェイシャルスチームとしても活用できます。

 川柳でも「ビワと桃、葉ばかりながら、暑気払い」とうたわれているほどで、暑気あたりにも良いハーブです。暑い日には冷たくしたびわ茶を水分補給をかねて飲むと夏バテしにくくなりますし、やや苦味があるのですが、疲労回復や胃腸の調子を整えるためにも飲まれます。ほかには、葉や種子をせき止めに使ったり、葉を温灸に使うこともあります。

 疲労回復や健康を維持するためには、果実を漬け込んだ”びわ酒”も有効です。甘くて美味しい。甘くておいしい体にもよい薬膳酒です。

 

主な作用 せき止め、去痰、健胃、吐き気止め、保湿

主な作用部位 皮膚、呼吸器

 

HERB BIBLE

監修 Earth Plants Research Organisationより

びわ茶