免疫力を高めましょう(第3回)

免疫力を高めましょうシリーズの第3回です。

今回は低体温よる免疫力の低下のお話です。

体温が低いと病気になりやすい

体温が低い人は、病気にかかりやすいといわれます。

冷えは血液のめぐりが悪い状態なので、体のすみずみまで、栄養や酸素が行きわたらず、細胞の新陳代謝が悪くなり、免疫細胞の機能低下や老化を招きやすくなるのです。

もともとリンパ球などの免疫細胞は、暖かいところのほうが活発に動きます。しかも、冷えていると免疫細胞は血管やリンパ管の中を移動しにくくなります。外敵を見つけても、攻撃司令を出す反応が遅くなり、外敵の侵入や増殖を許してしまうわけです。

体温が低いということは生きる力が弱い!?

朝、起きたとき、人間の体温は35度くらいと低めです。

起きて活動を始めると、30分から1時間ぐらいで体温が上昇して、36.2度台になります。

そして、夜寝る頃、また体温が低下するといったリズムを持っています。


しかし、朝起きたときに体温が35度ない「低体温」の人が増えています。

低体温だと、目が覚めてもなかなかふとんから起き出せない、寝返りを打つなどして長い時間をふとんで過ごす、朝ごはんを口にしたくない、午前中は頭がぼーっとする、などの現象が起こっています。


人間が起きたり、活動するには体温が必要です。

体温は活動のエネルギーなのです。体温が低いということは生きる力が弱いことを意味しています。いつも疲れていたり、ちょっと動くとすぐに疲れたりします。


本来人間の体内では目が覚める1時間ぐらい前にステロイドホルモンが出て、そのホルモンに刺激されて体温が上がる仕組みになっています。体を活性化させる準備が始まるわけです。


しかし、低体温の人はこの働きが鈍っているので、朝だけでなく、日中の体温も普通のひとより低いものとなります。体温が低いと、体にさまざまな悪影響を及ぼします。


人間の体には、免疫という働きが備わっています。免疫の仕組みの要が血液中の白血球です。白血球は、リンパ球、顆粒球、マクロファージに大きく分けられます。そして、それぞれ得意分野をもって病原菌の攻撃に当たるのです。


ところが低体温だと、これらの免疫システムはうまく働くことができません。免疫の能力が衰えれば、さまざまな不調が体に現れてくるのは当然です。


実際、体温が通常の範囲にある人の血液を採取して、リンパ球の数を調べてみると、体温が高い人ほどリンパ球の数が多いことが分かっています。

リンパ球は体の害になるものを排除する軍隊のような存在なので、リンパ球が多いほど、身を守る力が高いといえます。


またがんは平熱が35度だと、いちばん多く発生することが分かっています。


冷えをとるには

低体温の対策には体の中から温め、血液循環を良くすることです。

体をあたためるにはしょうがが一番

しょうがはインドが原産で、中国を経由し、2〜3世紀頃に日本に伝えられたそうです。

また、薬効成分があるとして平安時代頃からかぜ薬として用いられてきたと言われています。

現在でも、その薬効はますます注目され、医師が処方する漢方薬の半数以上にしょうがが使われているそうです。


しょうがの薬効成分は、辛味成分のジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール、カプサイシンや、香り成分のジンギベロール、クルクミンなど約400種類以上あります。

これらの相互作用によって生み出される効果は様々です。

生より、乾燥しょうがのほうが体を温める

生のしょうがにはジンゲロールという辛味成分が含まれ、しょうがを摂取するとこれが血中をながれ、手先や足先の末梢血管を広げて体を温めますが、体の深部にある熱を末梢に送って温めているため、一時的ではありますが、深部の熱は下がってしまいます。

一方、乾燥させたしょうがはジンゲロールの一部がショウガオールに変わります。ショウガオールは胃腸壁を直に刺激して血流をアップさせ、体の深部の熱を作ります。乾燥しょうがはジンゲロールとショウガオールの両方の働きと効果で体を温めてくれるのです。同じしょうがでも乾燥のほうが体を温めてくれる効果が高いのです。

マクロビではしょうがは陰性の食品です???

マクロビオティックではしょうがは体を冷やす「陰性」の食品なのです。

なぜかというとしょうがはインド原産で暖かい地方で取れるということと、味が辛いから。生え方も地中に潜るという感じではないので、陰性とされているようです。

マクロをかじった人はしょうがは陰性なので体を冷やすと思っているのではないでしょうか?


でも漢方では生のしょうがは「温性」乾燥しょうがは「熱性」となっています。

乾燥しょうがはマクロビオティックでも陽性になるみたいなので、まあいいとしましょう。


ということで乾燥させたしょうが、「生姜スライス茶」はいかがですか?


生姜スライス茶

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