免疫力を高めましょうシリーズの最終回です。
今回は活性酸素と免疫力のお話です。
過剰な活性酸素は免疫力を低下させる
私たちは呼吸とともに酸素を取り入れ、細胞内でエネルギーを作っていますが、この過程で活性酸素が生み出されます。活性酸素は非常に不安定な物質で、他のものに結びついて安定しようとします。これが酸化です。
その性質は体に侵入した有害物質を酸化・殺菌する防御力として働きます。
しかし、体を構成しているタンパク質や脂質、DNAなども酸化させ、老化を促進したり、がんや動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を引き起こしたり、免疫力を低下させる要因にもなります。
現代人はストレスや肥満などにより、必要以上に活性酸素を生み出しているのが現状です。
免疫力を高めるには、活性酸素を消去する働きのある抗酸化物質」をたっぷりとることがすすめられます。
活性酸素を除去するには
活性酸素を除去する抗酸化作用が強いものといったら。ルイボスティーがおすすめです。
特に、発酵させていないグリーンルイボスは、抗酸化成分が通常の発酵させたものの10倍も含まれています。
ルイボスは南アフリカ共和国のケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈一帯にのみ自生するマメ科の植物です。
乾燥した30度以上の温度差の高い場所を好むため、セダルバーグ山脈以外での栽培することができません。 リン、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれています。
抗酸化SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様物質が豊富に含まれて、活性酸素を除去することによりアンチエイジングに効果があります。
また、抗酸化作用により、動脈硬化の予防や肝機能、血糖値、コレステロール値の安定などの効果が期待されています。
腸内の動きが活発になり、悪玉菌を排出して腸内環境を整えます。
また、ルイボスには抗炎症作用があり、小児喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症、鼻炎などへの効果があるといわれています。
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